本当のR初心者がRを始める際の順序(随時更新)
統計ソフトの「R」ですが、初心者が学ぶ際にどの順序で学んでいった良いかを記載してみます。
私も本当の初心者で試行錯誤しながら一年で身に付ける!Rと統計学・機械学習の4ステップ - iAnalysis 〜おとうさんの解析日記〜を参考にして、初学者として学んでいます。1年でこの記事のステップ4まで到達することが目標です。おすすめのがありましたら、コメントもらえると嬉しいです。
1 Rのインストール
まずは、インストールしないといけないということで、
などは見ながらインストールします。インストール自体は難しくないし、インストールすればすぐに使い始められます。
2 ドットインストールで動画ではじめてみる
Webページとか、書籍とかで「絶対できる入門」とか「初心者のための」とかわかりやすそうな題名のページがあるじゃないですか。でも本当の初心者だと少し敷居が高いんですよね。
その点、ドットインストールのR言語入門(全13回)なら、実際に動かすところを見ながら自分もRを動かしてみることができるので、オススメです。約3分×全13回で変数、ベクトル、行列、リスト、データフレーム、グラフの描画などと一通りやれるのでとっかかりとしてはすごくわかりやすかったです。
2’ 「ゼロから始めるR―四則演算から多変量解析まで」を読む
ドットインストールの動画を見るのが億劫だったり、書籍の方が馴染みやすかったらこの本をやるのもいいと思う。本当に基礎的計算や統計分析、グラフの描き方などから、多変量解析の触りまで一通りのことを教えてくれるから。この段階で挫折することはないはず。自分は2も2’も両方やったけどすんなりいけました。
時間のない人とか、ある程度知識がある人は2の段階はすっ飛ばせそう。問題は次の3から。
3 「Rによるやさしい統計学」でRを使いながら、統計学を学ぶ
「"Rで"統計学の初歩を(独学で)勉強できるような本」というコンセプトで書かれた本です。コンセプト通り第1部の基礎編と第2部の応用編で統計の基礎的なことを学ぶことができ、実例を踏まえ易しく書かれているので、初学者でも十分読むことができる。
多分この本を終えた段階で、統計学の本を読むと理解が進むと思っており、どの本をお勧めできるかは検討中。
- 作者: 山田剛史,杉澤武俊,村井潤一郎
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2008/01/25
- メディア: 単行本
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この本に以下の記載があり、よくわかる心理統計を一緒に読むと効果が高まるようです。
「本書の内容は『よくわかる心理統計』の内容を取り上げています。」(中略)手元に『よくわかる心理統計』をおいて副読本として利用していただくと、さらに効果があるとおもいます(すでに『よくわかる心理統計』を読み終えたという方には、本書が演習のためのテキストとして十二分に効力を発揮するでしょう)。
よくわかる心理統計 (やわらかアカデミズム・わかるシリーズ)
- 作者: 山田剛史,村井潤一郎
- 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
- 発売日: 2004/09
- メディア: 単行本
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